
大阪府連盟からは3名のユースメッセンジャーと1名のメンターが、2021年10月に行われた日本のガールスカウト100周年イベント「国際ガールズメッセ」を盛り上げました。
「国際ガールズメッセに、日本中の会員が参加できるようにする」・「SDG5の実現のためにどんなことができるかを考える」という2つの大きな目標に向かって、取り組みを進めました。
大阪府連盟のユースメッセンジャーは、活動のねらいを「ジェンダー問題を認識し、ジェンダー等を目指して行動できるようになる」と設定し、2021年3月からデンマーク連盟とのジェンダーに関する意見交換会の準備を進めました。そして、8月29日(日)に「SDG5 意見交換会」を2部制で実施しました。
第1部(15時~17時)は、大阪府連盟の参加者を対象に、「ジェンダーについてのクイズ、身近なジェンダー問題を話し合うグループワーク」を行いました。
職業や立場の異なる幅広いユース年代の方が参加してくださり、学生の感じるジェンダーギャップ・社会人が感じるジェンダーギャップ・育児休暇中のリーダーが感じるジェンダーギャップまで、幅広い考えや意見を聞くことができました。
第2部(19時~21時)は、デンマークのガールガイドの方にも参加していただき、「互いの国およびガールスカウト活動の紹介、ジェンダーについてのパネルディスカッション」を行いました。
2021年のジェンダーギャップ指数のランキングでは、デンマークは世界第29位、日本は第120位でした。
そのため、ジェンダーについての考えや怒っている問題は大きく異なると考えていましたが、実際のお話を聞くと、賃金格差や女性の管理職が少ないことなど、日本と同じような問題も存在すると知り、驚きました。
まだまだ世界共通でジェンダー平等は課題であると実感しました。


